書道紙の寸法 - 表現社

H9.12.05更新 HOME / 書道紙の寸法

書道紙の寸法
日本の紙は１尺＝約３０．３ｃｍの規格で、展覧会用の額も同じです。
中国・台湾の紙は１尺＝約３０ｃｍです。

甲州画仙の標準寸法
（呼び名）	（尺寸）	（ｃｍ）	（メモ）
全紙ぜんし	２．３×４．５尺	７０×１３６．３	最も一般的な寸法。全判ぜんばんとも
(全紙の)半切はんせつ	１．１５×４．５尺	３４．８×１３６．３	(全紙の)幅半分。最も良く使われる
(全紙の)一枚半いちまいはん	２．３×６．７５尺	７０×２０４	(全紙の)長さ１．５倍
二×八にはち	２×８尺	６０．６×２４２．４
三×六さぶろく	３×６尺	９０．９×１８１．８
全紙聯落～れんおち	１．７５×４．５尺	５３×１３６．３	全紙の幅約３／４
一枚半聯落	１．７５×６．７５尺	５３×２０４	一枚半の幅約３／４
八尺聯落	１．７５×８尺	５３×２４２．４	二×八の幅約３／４ニ×八尺の額用のいわゆるニハチの紙。
半紙はんし	８寸×１尺１寸	２４．２×３３．３	いわゆるお習字用紙
以下は昨今の展覧会用にスダレが作られた寸法です。
二×六にろく	２×６尺	６０．６×１８１．８
７０×１５０ななじゅうのひゃくごじゅう	２．３×４．９５尺	７０×１５０

本画宣の標準寸法
		（尺寸）	（ｃｍ）	（メモ）
大画宣	六尺画宣	３．２×６尺	９６×１８０
中画宣	五尺画宣	２．８×５尺	８４×１５０
小画宣	四尺画宣	２．３×４．５尺	６９×１３５	いわゆる全紙。半切はこの半分
	尺八屏しゃくはちべい	１．７５×７．７５尺	５３×２３３	いわゆる二×八尺(にはち)用(の額にあわせた紙)

一般的に、特に断わらない場合は、棉料単宣です。

棉料	普通のもの
浄皮	原料異なり紙かため

単宣	普通のもの
重単宣	~~原料異なり~~厚手
夾宣	漉く際に二度すくい厚手
二双/二双夾宣	干す際に二枚重ねて厚手
綿連	~~原料異なり~~薄手
精製綿連	綿連で半切１kg以下の薄手
羅紋宣	すだれ目が羅紋で薄手

六尺棉料綿連・五尺浄皮羅紋宣半切・四尺二双夾宣などと呼びます。

額の寸法（規格寸法は額の外寸です）
（呼び名）	（尺寸）	（ｃｍ）	（メモ）
二×八	２×８尺	６１×２４２	１６平方尺。毎日展・読売展・日展など。
四×四	４×４尺	１２１×１２１
三五×四五	３．５×４．５尺	９６×１３６
二六×六	２．６×６尺	７９×１８２
二八×五八	２．８×５．８尺	８５×１７６
三×四	３×４尺	９１×１２１	１２平方尺。最近の毎日展公募寸法。
二四×五	２．４×５尺	７３×１５２
二×六	２×６尺	６１×１８２

下敷の標準寸法
（呼び名）	（尺寸）	（ｃｍ）	（メモ）
全紙用	３×５尺	900×1500
半切用	１．５×５尺	450×1500
ニ八用	３×９尺	900×2700
ニ八用	３×１０尺	900×3000
半紙用	０．９×１．２尺	270×360
美濃版	１×１．３尺	300×400

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